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クライスラー300C

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STSに強力なライバル登場です。その名も「クライスラー300C」。クライスラーという名前は、その昔アイアコッカ会長のもとで倒産しかけたとかいう悪いイメージがついてまわっていますが、アメリカではGM、フォードとともにビッグ3と言われた由緒あるブランドです。
「300」というのもクライスラーの伝統の車名です。いつの時代もクライスラー社を代表する最高級車にこの名前がつけられていました。ちなみにクライスラー社には3つのブランドがあって、ダッジやプリマスというのは大衆車ブランドで、高級車にのみ「クライスラー」の車名がつきます。日本ではダッジやプリマスの名前がポピュラーでないということで「ネオン」なんかもクライスラーでしたが、本来は「ダッジ・ネオン」が正しい車名です。
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こうやって見ると後姿はなんとなくネオンに似てますね(笑)。もちろん全長5m、全幅1.9m、ホイールベース3mの大型車です。ネオンとは全然貫禄が違います。どことなくベントレーを連想するのは私だけでしょうか?
クルマはカッコも大事ですが、問題はエンジンです。この300Cで特筆すべきは5.7リッターV8という、いまどきちょっと非常識とも思える大排気量エンジンを積んでいるのと、そのエンジンにこれまた伝統の「HEMI」の称号が与えられたことでしょう。「HEMI」とは「半球」という意味で、半球形燃焼室を持ったことから由来した名前でした。今ではあたりまえの技術ですが、1950年代ではくさび型燃焼室にインラインバルブが一般的で、半球形燃焼室にクロスフローは非常に特殊なことでした。これによって他のV8エンジンよりパワーをもった60年代の426HEMIエンジンは市販車で最強、レースでも最強といわれたのです。
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バルブ形式は依然としてOHVですが、出力は340HP、最大トルクは53.5kg-mとすばらしいものです。私の経験からすると、こういう大型車は最低5500ccないと発進時はちょっと苦しいです。DOHCでいくらパワーがあっても4500cc以下ではある程度スピードに乗らないとスムースな走りはできません。真の高級車らしいゆったりした走りを求めるなら、こういう大排気量の選択は正しいことだと思います。

価格は567万円です。STSより200万円も安いのはいったいどうしたんでしょう?左ハンドルのみ、FRというのも悪くないですね。これもヤナセ扱いにならないでしょうかね(笑)いまやクライスラーとダイムラーは合併して同じ会社なんですから、ベンツがらみでヤナセ扱いになればこれは即買いのところです。後のメンテナンスを考えると輸入車は怪しげなディーラーからは絶対買えません。クライスラーなんてどこで売ってるのかも知りませんし、そういうところで買えば売りっぱなしになるか、修理も満足にできないでガタガタにされるかのどっちかです。私は過去フォード・サンダーバード(オートラマ)、BMW M3(バイエルン・オート)でひどい目にあいました。やはりヤナセの名前は伊達ではありません。
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by bigblock-power | 2005-02-19 22:53 | 自動車