And You And I ♪ by YES
2005年 06月 21日
次のクルマが納車になるまでのつなぎにシボレー・トレイル・ブレイザー・LTZというのが来た。バリバリのクロカン四駆である。8月の納車までこれに乗ることになる。
主な仕様は
全長 4,890 mm
全幅 1,900 mm
全高 1,850 mm
ホイールベース 2,870 mm
エンジン 4200ccL6DOHC 可変バルブタイミング 279ps
これだけみればSTSとそんなに遜色はないようだが、重量は200kg以上重い。はたしてその走りは・・・。
仕事が終わってこのブレーザーを運転して帰ってきた。出足重視のセッティングなのだろう、STSより遥かに軽いスタートである。直6らしく回転も滑らかだ。これはエンジン性能というよりギア比とアクセルペダルのギミックだろうと思う。アクセルをちょっと踏んだだけでエンジン側のスロットルがガバッと開くようにすれば出足は軽くてあたかもエンジンが高性能な感じがする。国産車はほとんどがこうである。その証拠にそれ以上アクセルを踏み込んでもたいして速くはならない。この辺は馬力と重量の関係が正直にでてくる。
真の高級車は出足で無粋なホイールスピンなどせずに、パッセンッジャーにも無用のストレスがないようジェントルに発進するようアクセルとスロットルがリニアに反応するように作ってある。だから日本の道路のように、走っているより信号待ちで止まっているほうが長いようなところでは逆に重くて遅く感じられる。だからシグナルグランプリだとかえって1500ccぐらいの大衆車の方が速いぐらいだ。
まあ、そうはいっても実際何度も信号で止められるのだから出足は軽い方が気持ちは良い。いまだから正直にいうが、STSは結構高回転型のエンジンで3500rpmを超えないとトルクがついてこない感じであった。255/40ZR18などというカッコだけのタイヤを履いていたので乗り心地も荒かった。それに比べると、出足も軽くノーマルタイヤでそこそこソフトな乗り心地のブレイザーはなかなか良い。
by BigBlock-power
| 2005-06-21 17:53
| 自動車