Don't Leave Me Behind ♪ by Everything But The Girl
2005年 06月 19日
横浜からアクアラインを通って、BENZ E320 4MATICに乗ったTASO@BigGeneratorXX(笑)さんが助っ人にやってこられた。BigBlockのALTEC515BをGAUSS4583Aに交換するためである。
助っ人というのは正確ではない。作業するのはTASOさんだけ(+_+)非力な私には出番はない。あいかわらず重いウーファーを軽々と片手で支えてあっという間に交換作業は終了した。
約1年ぶりに戻したGAUSS4583Aはやはり重い低音だ。いきなりROCK系のドラムがズシンと決まって思わずニヤリとしてしまった。515Bでは感じられない風圧感がある。もちろん重さだけならJBL2231Hほどではないが、重さを適度に保ちつつゴリゴリした解像度の高さを失わないところが凄い。JBL2231Hだとドローンと重苦しいだけで解像度は大幅に落ちる。これはALTEC416もそんな感じであった。やはりマグネットが非力だとロクなことはないようである。
一応データにしたがってウーファーのレベルを5dBほど上げてみたのだが、これは明らかに高すぎた。どんどん絞っていくが、515Bと同じにしてもまだ高い。結局デバイダのレベルをミニマムにしてもまだ足りず、パワーアンプのレベルまで絞ってやっと適正レベルになった。データでは515Bが105dB、4583Aが97dBである。まあ、515Bの場合はフロントロードホーンに入れて2KHzでの値だからバスレフで120Hz以下では全然違うのだろう。こういうのは耳がいいか悪いかが如実に現れるクリティカルなところなのである。
良いことばかりではない。-24dB/octで切っているとはいっても上の領域に微妙に影響があるのだろう、ヴォーカルが太くて荒っぽくなったし、シンバルまで少し透明感がなくなったようだ。こういうところはさすがに515Bの方が躾けがよろしい。JAZZを聴くのならやはり515Bである。
by BigBlock-power
| 2005-06-19 21:32
| 音楽